01
SAMPLE
FRESHROUTE DIAGNOSIS  |  SAMPLE
FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ —

産地の物流を、「勘」から「数字と証拠」へ。
1 枚のカルテで、輸送・鮮度・補助事業までを一度に診断する。

※ 本カルテは実案件データ(匿名化済み)に基づく診断サンプルです。
対象:産地/生産者団体/物流事業者/自治体

HiDax 合同会社/info@hidax.jp
2026年7月
FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)01
THE SITUATION
SAMPLE

南西諸島A島 — 花きが本土市場へ渡るまで

南西諸島A島では、テッポウユリ・グラジオラス・キク・ソリダゴ・トルコキキョウ・オリエンタル系ユリなどの切花が、本土経由ルートで首都圏をはじめとする消費地市場へ日々送り出されている。

  • 生産量の低下と天候状況の変化により、定期輸送に必要な物量の確保が年々難しくなっている
  • 結果として輸送コストは相対的に増加し、販売利益率の低下・販路開発の停滞という構造課題を生んでいる
  • 天候不順による欠便リスクが常につきまとい、積載効率も安定しない
約5
産地での
鮮度保持期間(現状)
テッポウユリ グラジオラス キク ソリダゴ トルコキキョウ オリエンタル系ユリ

切花の梱包・出荷作業(写真はイメージです)

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)02
SAMPLE
EXECUTIVE SUMMARY

この診断サンプルが示すこと

A島花き農協が年間104,185バンドを運ぶ南西諸島A島・花きの物流現場を、積載効率+5.1%/鮮度保持約5日からの延伸検証/電気コストの(R7.10)見積比較まで数値化し、農林水産省の認定計画にまで結実させた実例です。

104,185バンド
年間輸送量(A島花き農協・R6.3〜R7.2実績・本土経由ルート)
+5.1%
積載効率改善(輸送1回665→699バンド・R10目標年度)
約5
産地での鮮度保持期間(延伸幅を検証)

※ 参考:鮮温コンテナ実証区の電気使用料 28,350円/対照区(通常冷蔵コンテナ)60,690円(いずれも21日間・R7.10見積)

掲載数値はすべて実測・見積の確定値。推測値を用いる場合は必ず「試算」と明記し、前提を添えます。

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)03
SAMPLE
HOW IT WORKS

現場の記録を、7ブロックのカルテ1冊に変える

現場写真・温度記録・運賃表・出荷実績・既存Excel/PDFをお預かりすると、下記7ブロックのカルテ1冊に仕上がります。設備投資の判断も、取引先との交渉も、勘ではなく「数字」で進められる状態にすることが目的です。

INPUT|お預かりするもの
1 現場写真
2 温度記録
3 運賃表
4 出荷実績
5 既存Excel/PDF
OUTPUT|カルテ 7ブロック
01物流フロー図
集出荷団体→港/空港→本土市場
02課題の定量整理
鮮度低下・廃棄・待機時間・積載率
03改善案と概算効果
施策ごとの概算インパクト
04鮮度保持技術の導入候補
DENBA鮮温コンテナ等の比較
05実証実験計画
検証項目とスケジュール
06補助事業転用パッケージ
課題整理・証拠一覧
07実行タスク・役割表
関係者別の役割分担(RACI風)
STEP1 物流簡易診断には温度ロガーの貸出を含みます。温度の実測データが手元になくても、診断はここから始められます。

→ 次ページ以降(P5〜P11)で、この7ブロックを1つずつ開示します。

※ イメージ:診断カルテ現物の体裁

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)04
SAMPLE
BLOCK 01  |  FLOW

現在の物流フロー ① — 島内2団体から本土市場へ

A島JAとA島花き農協の切花は、港・空港から本土経由ルート/離島中継ルートで首都圏大手花き市場C社・東北の生花卸D社へ流れる。船便・航空混載・欠便リスクは、常に物流の上流に存在する。

集出荷(島内2団体)
港・空港
中継(本土経由/離島中継)
本土市場(出荷先)
A島JA
2,338バンド/月・13
A島花き農協
6,302バンド/月・13
港・空港
南西諸島A島
本土経由ルート
船便・航空混載
離島中継ルート
船便・航空混載
首都圏大手花き市場C社
東北の生花卸D社
RISK

船便・航空混載は積載枠が限られ、天候不順による欠便が生じると本土経由ルート・離島中継ルートとも輸送が丸ごと止まる。欠便リスクは常に上流(港・空港〜中継)に存在し、物量確保と鮮度保持の双方に影響する。

集出荷団体月間バンド数出荷回数平均バンド数(回あたり)
A島JA2,338 バンド/月13180 バンド/回
A島花き農協6,302 バンド/月13485 バンド/回

※ 上表は2025年1月期実績。品目:テッポウユリ・グラジオラス・キク・ソリダゴ・トルコキキョウ・オリエンタル系ユリ / A島花き農協の年間輸送量は104,185バンド・年間出荷日数182日(R6.3〜R7.2実績、本土経由ルート)

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)05
SAMPLE
BLOCK 02  |  DIAGNOSIS

課題を数字で切り分ける ② — 物量・鮮度・欠便・積載

生産量の低下と天候状況の変化により、遠方消費地への定期輸送の物量確保が難しくなっている。産地での鮮度保持期間は現状約5日にとどまり、天候不順による欠便リスクと積載効率の低下が、輸送コストの相対的増加と販売利益率の低下を招いている。1回あたり平均665バンドの積載には、まだ伸びしろがある。

665バンド/回
現状積載(平均)— A島JA 180+A島花き農協 485
182
年間出荷日数(R6.3〜R7.2実績)
約5
産地での鮮度保持期間(現状)

※ 出典:A島花き農協 年間輸送実績(R6.3〜R7.2)/2025年1月期 出荷実績(A島JA・A島花き農協)

課題内容
物量確保生産量の低下と天候状況の変化により、遠方消費地への定期輸送の物量確保が困難になっている
鮮度保持産地での鮮度保持期間は現状約5日。延伸できる余地の検証は次ブロック以降の実証計画で扱う
欠便リスク天候不順により船便・航空便の欠便が発生し、輸送計画の安定性を損なっている
積載効率1回あたり平均665バンド(JA180+花き農協485)。積載効率には伸びしろがある(改善試算は次頁)
FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)06
SAMPLE
BLOCK 03  |  IMPROVEMENT

改善案と概算効果 ③ — 積載を699バンド級へ、鮮度は低温域へ

認定計画の目標は輸送1回あたり積載665→699バンド(+5.1%)・島全体の切花出荷日量+5%。鮮温コンテナの電気使用料は21日間28,350円と対照区60,690円の約53%減に収まった。

699バンド
積載目標(1回あたり平均・R10)
現状665 → 目標699(+5.1%)
+5%
島全体 切花出荷日量(目標・R10)
53%減
鮮温コンテナ電気使用料
(21日間・対照区比)
内訳(1回あたり平均・バンド)
区分現状(R6実績)目標(R10)
A島JA180189
A島花き農協485510
合計665699(+5.1%)
鮮温コンテナ 電気使用料比較(21日間・R7.10見積)
区分電気使用料
鮮温コンテナ実証区28,350円
対照区(通常冷蔵コンテナリース+電気)60,690円
約53%減

※ 積載数・出荷日量は食料システム法に基づく流通合理化事業活動計画(2026年1月認定)のKPI目標値。電気使用料はR7.10見積・21日間の比較値。金額換算はこの見積比較から導ける範囲に限定した。

NEXT
予備実証(2℃設定・21日間・グラジオラス/テッポウユリ)では DENBA 有無による切花品質の明らかな差は見られなかった。残課題は「1℃・0℃のより低温域での品質確認」——次ページ ④ 鮮度保持技術の比較で検証条件を整理する。
FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)07
BLOCK 04 | TECHNOLOGY
SAMPLE

鮮度保持技術の導入候補 ④
条件で選ぶための比較表

DENBA鮮温コンテナと通常の冷蔵コンテナ(リース+電気)を、電気コスト・温度帯・適用条件・実証実績の4軸で横並びに比較する。技術ありきではなく、条件に合うものを選ぶための一覧である。

比較軸 DENBA鮮温コンテナ 通常冷蔵コンテナ(リース+電気)
21日間
電気使用料
28,350円
実証区・R7.10見積
60,690円
対照区・R7.10見積
温度帯 2℃設定で実証済み。1℃・0℃のより低温域は本実証で検証予定 2℃設定で対照区として同時実証
適用条件 初期リース条件・設置スペース(個別見積) 導入・運用条件は事業者ごとに異なる
実証実績 予備実証(2025年2〜3月・21日間・グラジオラス/テッポウユリ)は品質検証(有意差なし・品種間差のみ)。電気使用料はR7.10見積による試算 同一期間・同一条件の対照区。電気使用料はR7.10見積による試算
▲53%
21日間電気使用料の差
(60,690円→28,350円・R7.10見積)

※ 予備実証(2℃設定)では、DENBA有無による切花品質の明らかな差は確認されなかった。差が出たのは品種間(シュガーベイブ桃色>ノバラックス黄色)。→ 低温域(1℃・0℃)での再検証を前提に、現時点の第一候補として位置づける。

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)08
BLOCK 05 | VALIDATION
SAMPLE

実証実験計画 ⑤ — 有意差なし、も隠さない

予備実証(2025年2〜3月・21日間・2℃設定)ではDENBA有無で切花品質の明らかな差は見られなかった。その事実を起点に「1℃・0℃のより低温域」を残課題として再設計し、本実証は産地保管・消費地棚持ち・荷受側の3段でR7.12〜R10.3に検証する。

予備実証(2025年2〜3月・21日間)
条件内容
対象品種グラジオラス/テッポウユリ
比較区DENBA有り(箱・バケツ)/無し(箱・バケツ)計4区
温度設定2℃
結果(事実として記録)
「DENBA有無による切花品質の
明らかな差は見られなかった」

※ 品種間差は確認(シュガーベイブ〈桃色〉>ノバラックス〈黄色〉)

→ 残課題:1℃・0℃のより低温域での品質確認

本実証計画
R7.12.1 R10.3.31
01
産地保管実証
産地での鮮度保持期間(現状 約5日)の延伸幅を検証
02
鮮度維持検証
消費地・首都圏大手花き市場C社での棚持ち・日持ち試験(手数料 108,900円)
03
荷受側検証
東北の生花卸D社での荷受後保管延伸・販売ロス削減日数を定量化

※「有意差なし→条件再設計」も含め、そのまま記録する。それが本カルテの診断姿勢である。

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)09
10
BLOCK 06  |  EVIDENCE

補助事業に転用できる課題と証拠 ⑥
— カルテがそのまま申請根拠になる

SAMPLE

診断で整理した課題と数値は、そのまま補助事業の申請根拠になる。本件は食料システム法に基づく流通合理化事業活動計画として、2026年1月に農林水産省の認定を取得した。

証拠一覧 — 本カルテづくりの実体
書類内容
活動計画流通合理化事業活動計画(認定書類一式)
課題提案書物流生産性向上推進事業への課題提案書
経費内訳実証事業の費目別内訳書
目標値設定積載数・出荷日量など KPI の設定根拠
見積一覧コンテナリース・日持ち試験 ほか各種見積
実証写真記録16頁(別添)※本頁には非掲載

※ 実証写真記録16頁(別添)より。撮影原本は印刷物のため画質が低く、本カルテ本体には直接埋め込んでいない。

HiDax 実績
認定取得

食料システム法に基づく
流通合理化事業活動計画
認定取得(2026年1月・農林水産省)

物流生産性向上推進事業への課題提案書作成支援

経費規模(実証事業)
費目金額
コンテナリース代10,265千円
日持ち試験659千円
実証委託費2,750千円

※ 上表は認定計画の事業経費規模(千円単位・3費目)。別途、本診断に用いた個別実証費用一式は約102万円(別スコープ)

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)10
SAMPLE
BLOCK 07  |  RACI

実行タスクと関係者別の役割 ⑦ — 着手前に一枚で固定する

産地・市場・荷受・技術・事務局を横断する実証は、誰が何に責任を持つかを着手前に一枚で固定する。関係者の役割を実証タスクごとにRACIで割り付けて動かす。

実証タスク 事務局
(A島花き流通合理化実証協議会)
産地2団体
(A島JA/A島花き農協)
DENBA
(鮮度保持技術)
消費地/荷受市場
(C社/D社)
HiDax
(診断・実証設計)
産地保管実証
鮮度保持期間 約5日の延伸幅を検証
A R C I C
鮮度維持検証
消費地C社での棚持ち・日持ち試験
A I C R C
荷受側検証
D社での荷受後保管延伸・販売ロス削減の定量化
A I I R C
温度記録
温度ロガー設置・全区間の温度データ取得
I C C C RA
申請書類作成
活動計画・課題提案書・経費内訳など申請書類一式
A C I I R
R実行責任 A説明責任 C協業 I報告 ※ DENBA・HiDaxは実名。他の関係者名称はサンプル化のための置換表記
FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)11
SAMPLE
MENU & PRICING

診断メニューと料金(仮説価格)

現場写真・温度記録・運賃表・出荷実績を1冊のカルテに変える仕組みを、そのまま3ステップの商品として提供する。金額は本サンプル制作時点の仮説価格。

ステップ内容料金(税別)
STEP 1
物流簡易診断
現場写真・出荷実績・運賃表をもとにフロー可視化と課題整理。温度ロガー貸出込み(温度の実測データが無い産地でも、そのまま着手できます)。 11万円 〜 22万円
STEP 2
改善設計・実証計画
改善案の概算効果、鮮度保持技術の導入候補比較、実証実験計画、補助事業転用パッケージの作成まで一式。 55万円 〜 150万円
STEP 3
月次モニタリング
出荷実績・温度データを継続チェックし、KPI(積載数・出荷日量など)の推移を定点観測。 月 5万円 〜 15万円
オプション 鮮度保持設備(DENBA 等)導入支援/補助事業申請支援/共同物流プロジェクト組成 個別見積

※ 上記は仮説価格(すべて税別)。案件規模・診断範囲により変動する。3社限定実証の特別条件は個別にご案内します。

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)12
NEXT STEP
SAMPLE

有料実証診断を、3社限定で募集します

現場写真・温度記録・運賃表・出荷実績——この4点を預けていただければ、産地ごとに本サンプルと同じ「産地物流・鮮度保持カルテ」を作成する。まずはSTEP1の物流簡易診断から始められる。

募集要項内容
対象産地・生産者団体・物流事業者・自治体
優先条件現場写真・温度記録・運賃表・出荷実績など「投入物」を持ち寄れること(温度記録が無い場合はSTEP1で温度ロガーを貸出)
進め方STEP1 物流簡易診断(11万〜22万円・税別)から着手し、結果を見てSTEP2以降を判断
3社限定の条件個別にご案内します(価格優遇・実証費一部負担 等を想定)
募集締切随時受付(3社に達し次第終了)

※ STEP1〜3の内容・料金は前ページ「診断メニューと料金」を参照。数字は本カルテ内の確定値のみ使用

花き市場に並ぶ切花(写真はイメージです)

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)13
14
SAMPLE
CONTACT
産地物流を、
数字と証拠で。

FreshRoute診断のご相談・実証3社枠のお申し込みは、HiDax合同会社まで承ります。
まずは、手元の出荷実績と運賃表を見せてほしい。診断の入り口は、そこから始まります。

HiDax 合同会社
info@hidax.jp
FreshRoute診断/実証3社限定枠 お問い合わせ窓口

※ 本カルテは実案件データ(匿名化済み)に基づく診断サンプルです。掲載の数値・料金は実案件および試算に基づくものであり、貴社の診断結果を保証するものではありません。

FreshRoute診断 — 産地物流・鮮度保持カルテ(SAMPLE)/ HiDax 合同会社14